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カートが空です

COLUMN

Leyendaとフランス アンティーク



富山を拠点とし、フランスのアンティーク家具や雑貨にこだわり15年。フランスの古都で行う買い付け現場で出会う、そこにしかない1点物の数々。古いものを愛し次へと繋いでいく文化、そして経年だけが生み出す美しさがあります。Leyendaは、独自の審美眼で生きたアンティークをお届けしています。




Leyendaの買い付けは、開店当初からベルギーとの国境近くに位置する古都、リールを拠点に行っています。10年以上の付き合いとなった現地のアンティークディーラーたちは、毎度仲間として温かく迎えてくれます。

富山にあるLeyendaの店舗には、フランス アンティークのドアと窓を建具として取り付け、空間そのものが、まるでフランスの古都にある家屋を思わせるショールームになっています。これまでの買い付け現場で積み重ねてきた人々とのつながり、そして信頼がLeyendaとフランスを結ぶ確かな軸なのです。




蚤の市発祥の地でもあるフランスには、古いものが人から人へとゆっくり循環していく文化が根付いています。幾重にも重ねられたペンキの跡、繰り返されたリペアの痕跡——そこには「壊れたらリペアして使う、良いものを長く大切にする」という価値観が現れています。

不要なもの、使わなくなったものを捨てるのではなく、次にまた使ってくれる誰かへ手渡すという思想も、フランスのアンティークが持つ大きな魅力のひとつです。使われてきたものにこそ価値を見出す、そのフランスの精神がLeyendaの原点です。




実用的な日常の道具であっても、フランスの美意識は必ずそこに宿っています。テーブルや椅子の端々まで施された彫刻、ドアに取り付けられたさりげない金物の鋳物装飾。華美ではなくとも、木製でありながら華奢な脚や有機的なフォルムをもつ家具は、ただそこに在るだけで空間そのものを特別なものに変えてくれます。

新しい素材でつくられた空間にアンティークのドアや家具が加わるとき、それまで息を止めていた空間がやわらかく呼吸をはじめる——テーブルに残された傷、取っ手に積もった錆など、経年だけが生み出す表情を、ぜひ現代の暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。